
VB2SX 20Hz User Guide
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スムージングとフィルター
速度: VB2SX には 3 種類の Dynamic Mode(High Dynamics, Normal, Low Dynamics)があります。 High dynamics はフィルターが最も弱く過渡応
答試験向けのモードで、距離/時間を正確に測定する必要のあるテストで使用します。(ブレーキ試験や加速度試験など)
過渡応答試験で無い場合は、Normal を選択してください。
加速度チャンネル: スムージングは 0.1 間隔で 0 – 5.0 の範囲で設定します。この値は、移動平均フィルターの時間(S)の幅を示しています。
例えば、0.3 を選択すると、 0.3 秒間 (6 サンプル @20Hz) の平均値となります。
カルマンフィルター:
カルマンフィルターは速度と位置(緯度、経度、高度)に対して各々に設定することができます。
注)上位のカルマンフィルターを利用すると、それに応じて時間遅れも大きくなりますのでご注意ください。
それゆえ、ブレーキテストや加速度試験では、速度のカルマンフィルターはゼロに設定してください。カルマンフィルターは VBOXTools ソフトウェアを
利用して、後から適応することができます。そのため、基本的にはカルマンフィルターは使用しないことを推奨します。これにより、フィルターに時間遅
れを減少させることができます。
カルマンフィルターなしの最大記録可能チャンネル数は、すべての GPS スタンダードチャンネル +20 チャンネル迄です。
カルマンフィルターを使用した場合の最大記録可能チャンネル数は、すべての GPS スタンダードチャンネル +10 チャンネル迄です。
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